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全ての人が選ぶ道に、優しい光が降り注ぎますように

全ての人が選ぶ道に、優しい光が降り注ぎますように
全ての人が選ぶ道に、優しい光が降り注ぎますように (Photo by Jitabebe)
 85歳のご高齢を感じさせず、現役社会人としてピンピンしてたお方がおられたのですが、癌で余命半年と告知を受けた途端、急に家から出られなくなって救急車で運ばれ、半年を待たずあっという間に旅立ってしまわれました。
 私が最後に病院のベッドの上で見た彼は、たった一ヶ月で生気を失い、別人みたいに痩せこけてしまったお姿でした。
 もし自分自身なら、どんな過酷な病でも、絶対に病名を知りたいって思っていました。自分の体のことですし、知っていた方が残された時間を大事に使えるんじゃないかなって。
 でも、自分の考えが本当に正しいものなのかどうか分からなくなってしまいました。
 きっと正解はなくて。苦しみもご家族とご本人しか分からなくて。
 人と家族の数だけ回答があって。できるのは、ご本人とご家族の判断を全肯定することだけで。
 伝える選択、伝えない選択。どちらの選択肢にも、家族を大事に思う気持ちがいっぱいに溢れているから。
 全ての人が選ぶ道に、優しい光が降り注ぎますように。